この記事では、年間約200名の面談を行っている転職エージェントである私が、求職者から実際にいただいた質問にお答えしています。
転職活動に役立つアンサーがあるはずなので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
Q.今後の転職活動のスケジュール(進め方)を教えてください
A.まずは、最短でいつ転職(入社)することが可能なのかを考えます。
転職時期が明確になれば、ゴールに向けて必要な行動計画が立てられます。
(例)1月に入社希望の場合
→11月には内定獲得が必須
→遅くとも9月中に企業へ応募する
→7月から2〜3ヶ月ほど時間をかけて、情報収集や応募レジュメの作成
上記はあくまでも目安のスケジュールです。
個人差がありますが、一般的には入社希望時期の半年前から転職活動を始めることがおすすめです。
実際には、情報収集を含め2~3ヶ月で転職活動を終える方もいれば、1年以上かけて進める方もいます。
Q.転職媒体への登録時に書くべき点や気をつけるポイントはありますか?
A. 世の中には多くの転職媒体(ビスリーチなど)がありますが、どの媒体に登録するとしても、以下の項目は、正確かつ分かりやすい記載が重要です。
□個人情報
年齢の記載ミスや旧住所のまま登録されている方がいるので要注意。
□在籍企業名
具体的な企業名を隠す方がいますが、明記した方が良い(9割以上は明記しています)
□出身大学と卒業年度
卒業年度の記載ミスに注意。社会人になってからのMBA取得年度のみ記載している人は大学卒業年度も忘れずに。
□希望条件
とりあえずの登録はNG。具体的な希望条件を記載することで、希望に沿った求人を提案してもらえる可能性が高まる。
□職務経歴
職務経歴の詳しい記載は手間や時間がかかりますが、転職活動する上で職務経歴をわかりやすく伝えることは必須。
しっかりと書かれた職務経歴は転職エージェントや企業の目に留まり、転職活動の成功に繋がる可能性大!
職務経歴書の書き方のアドバイスもしていますので、是非ご相談ください。
Q.転職に興味はありますが、仕事が忙しくて具体的に進めていく自信がありません。
A.真面目に仕事に取り組まれているからこそのお悩みですよね。
実はその熱意が、転職で評価される要素にもなります。
転職活動を始める大半の方が同じように悩まれていますが、最近ではウェブ面接やウェブテストを利用する企業が増えているので、働きながら転職活動することは想像ほど難しくはありません。
転職活動における最初の情報収集や面談は、基本的に業務外の時間帯(通勤時間や帰宅後、休日)で、余裕のあるリラックスした状態で行うのがオススメです。
また、応募後の面接は業務時間内になることが多いため、半休取得の利用などで対応するケースがほとんどです。
Q.転職活動に専念するため、現職の退社を考えています。
問題ありませんか?
A.これはずばり、おすすめできません!
転職活動が成功し希望の企業に転職できると良いですが、良いご縁がなく現職に残る可能性もあるからです。
また、基本的なスタンスとして、転職活動は絶対に内定を獲得しなければいけないと追い込まれた状況で進めるよりも、より良い環境を求めて前向きな気持ちで臨むくらいのほうが良い結果につながります。
個人的な意見ですが、よほど特別なスキルや経験を持っていない限り、新卒の就職活動よりも転職活動は難しいです(条件にこだわらない場合は別ですが)
大切なのは、現職で働きながら着実に転職活動を進めること。
どちらの選択肢もうまく活用し、最良の結果を目指しましょう。
Q.地方在住のため毎回面接に行くことができません。
この場合、転職活動は難しいでしょうか?
A.新型コロナウィルスをきっかけに、適性検査や面接をオンラインで行う企業が増えました。
そのため以前に比べ、地方在住の方も転職活動をしやすい状況になっています。
ただし、最終面接においては依然として対面で行いたいと考える企業も多いのが現状です。
複数社の選考を受けている方は、最終面接に向けて志望順位を明確にし、志望度の高い企業から順に面接日時を調整しましょう。
内定が出れば、他の企業の選考を辞退する戦略がおすすめです。
一方で、オンライン面接が導入されたことは必ずしもプラスの影響をもたらすわけはありません。
オンライン面接は対面面接よりもコミュニケーションが難しく、個人の雰囲気や人柄が伝わりにくいことがあります。
そのため、人によっては不利になる可能性も考えられます。オンライン面談の対策アドバイスも行なっていますので、不安な方はぜひご相談ください。
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