はじめての転職の場合、いろいろ不安なことがありますよね。
例えば、
- 今までの経験を活かして、コンサルティングファームへの転職も視野に入れているけど、実際に自分のスキルで転職が可能なのか?
- 仮に転職してもやっていけるのかどうか?
- 同期がコンサルティングファームに転職したけど、活躍出来ているのかどうか…
ここでは、どのような経歴の方がコンサルティングファームに転職しているのかどうか? また、コンサルティングファームに入社する前に知っておいた方が良いことをお伝えします。
コンサルティングファームへの転職・・・その実態は?
転職を視野に入れ始める際、コンサルティングファームや事業会社への転職を検討されるかと思います。
現職の同期や後輩が
「コンサルティングファームに転職してイキイキと働いている」
「年収アップしている」
などの話を聞くとあなたもコンサルティングファームに転職したくなっているかもしれませんね。
まずはどのような経歴の方がコンサルティングファームに転職しているのでしょうか?
コンサルティングファームに転職している方の多くはSIerから転職しています。
SIerの中でも大手と呼ばれる企業からの転職者が最も多いように思います。
要件定義から開発までの一例の経験を積み、いくつかのプロジェクトでプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーの経験を積まれている方が多いようです。
これらの方は、顧客との折衝経験もあり、社内外の利害関係者を巻き込みながら仕事をしている、また、現職でも評価が高く、人物面としても、第一印象が良く、コミュニケーション能力に長けた方です。
中堅SIerの方がコンサルティングファームに転職できるかどうかのポイントはある特定の業界知識に長けている方。または、PL/PMの経験が豊富な方のどちらかです。
コンサルティングファームから別のコンサルティングファームに転職する方も一定層いますね。
ITコンサルとしての経験を積まれ、次は業務コンサルにチャレンジしたい方や、自分のことを高く評価してくれるコンサルティングファームに転職する方もいます。
コンサルティングファーム出身者は同じコンサルティング業務をやるのであれば、高く評価してくれる会社であれば、社名はどこでも良いという方もいます。高い年収を提示してくれる会社で働きたいという志向の方です。
コンサルティングファームへの転職・・・その前に知っておくべきこととは?
それでは次にコンサルティングファームに入社する前に知っておいた方が良いことをお伝えします。
キャリアアップやより上流の経験を積みたくコンサルティングファームに転職するのは非常に良いことだと思います。しかし、入社してから後悔しないために事前に知っておいた方が良い情報をお伝えします。
残業は多い
コンサルティングファームはプロジェクトによって変動しますが、残業時間は多くなります。
毎月60時間から100時間働くのが当たり前の世界ですね。
マネージャーや役職者になると自らの方針で残業を減らしている方もいるようで、 そのようなマネージャーの下で働くメンバーはラッキーなのですが、コンサルティングファームの場合、上司となるマネージャーなどは頻繁に変わりますので、一概に言えないのが現状です。
かならずしも自分が入りたいプロジェクトにはアサインされない
コンサルティングファームに転職してくる方は優秀な方が多いです。そんなコンサルティングファームに転職するあなたも優秀な方と切磋琢磨しながら業務に就きます。
一つのプロジェクトが終了して次のプロジェクトに入る際、やりたいプロジェクトに入りたいと希望を出しても必ずしもそのプロジェクトにアサインされないかもしれません。
もしかすると現職と同じようなことをコンサルティングファームでも行うかもしれません。
SIerとコンサルティングファームで行うプロジェクトの中身が同じようなケースもあるので注意が必要ですね。
自分がやりたい領域を明確にしてから入ったほうが良い
コンサルティングファームに転職するならやりたいことを明確にしてから転職をしたほうが良いです。良くお見かけするのは、とりあえずコンサルティングファームで働きたいから転職するという方です。
コンサルティングファームでは、
- 戦略コンサルティング
- 業務コンサルティング
- ITコンサルティング
- システム開発
- システムのアウトソーシング
など多岐に渡るサービスを提供しています。
ITコンサルティングをやりたくてコンサルティングファームに転職したいのにシステム開発がメインミッションの部門で内定が出たら転職しないほうが良いかもしれませんよね。
コンサルティングファームで働きたいがために、憧れの会社から内定が出たから入社するという安易な考えは避けることをおすすめします。
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