一分でわかるシンプレクス
企業の特徴
- 1997年創業、金融✖️ITテクノロジー企業としてスタート
- コンサル力×開発力を兼ね備えた一気通貫体制が強み
- 2025年3月期の売上は450億円、前年比16.4%成長
- 中途比率は約70%、多様な経歴の人材が在籍
仕事内容
- IT戦略立案から実装まで一貫して担う体制
- コンサル・エンジニア・デザイナーが協業する職域
働き方
- リモート勤務の方もいる
- 平均残業30〜40時間、労務管理も徹底
- 育児と両立しやすい制度設計と風土
報酬・評価
- 新卒年収600万円〜、中途は700万〜1200万円がボリュームゾーン。
- 半期ごとの実力評価で早期昇進も可能
- ストックオプション制度で企業成長と報酬が連動
選考フロー
- 書類選考〜内定まで約2〜3週間。
- 学歴は参考程度、論理力・技術志向を重視
- コンサル職はケース面接あり、準備が鍵
企業の特徴
沿革と成り立ち
シンプレクスは1997年に設立され、もともとは金融機関向けのパッケージシステムを開発するテクノロジー企業としてスタートしました。その後、Fintechの進展やデジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗り、金融業界を軸にしながらもDX支援を展開する企業へと進化を遂げています。
競合との違い(ポジショニング)
競合としてはアクセンチュアや野村総合研究所(NRI)などが挙げられますが、シンプレクスの特徴は「エンジニアリング力とコンサルティング力の両立」です。コンサルティングに強いだけでなく、自社でのシステム開発力を兼ね備えており、「上流から下流まで一貫して担える」点が競合との違いとなっています。
成長性
2025年3月期には売上高が450億円に達し、前年度比で16.4%と大きな伸びを見せています。また、主力である金融分野にとどまらず、製造・通信・エネルギー・官公庁といった新規領域への事業拡大にも積極的で、事業ポートフォリオの多角化が進んでいます。
中途入社の受け入れ
中途入社比率は約70%。エンジニア・コンサルタント問わず、前職が大手SIer・外資系ファーム・ベンチャーなど多様な人材が活躍しており、「中途だから浮く」といったことはなく、実力で評価される文化です。
コンサルタントからの一言
転職マーケットの中でもシンプレクスの方は非常に優秀と言われています。バイネームでシンプレクスの方を採用したいという企業も多数あるくらいです。金融✖️IT領域では有名企業ですが、転職希望者の中にはシンプレクスを知らない方も多数います。
システム開発力が非常に高く、周りの方のレベルも非常に高いです。
常に学び続けている方にはマッチします。
また、年収も非常に高いので長く働く方も多数います。
仕事内容
シンプレクスの業務を職種ごとにまとめたものは以下の通りです。
- ビジネスコンサルタント
顧客企業の経営課題に対し、DXを前提とした戦略立案と推進支援を実施。 - テクノロジーコンサルタント
要件定義からアーキテクチャ設計、実装フェーズまでを主導する技術起点のコンサルタント。 - エンジニア(アプリ・インフラ)
システム開発全般を担当し、DevOpsやクラウド設計も含む包括的な技術力が求められる。 - UI/UXデザイナー
フロントエンドから業務設計までを横断的に設計し、ユーザビリティの最適化を担う。
「上流だけ、下流だけではない」ハイブリッドな職域が多く、開発から戦略立案まで担当しています。
働き方
リモート
フルリモートではないものの、チームの方針に応じて週数回の在宅勤務が可能。プロジェクトの性質に応じて柔軟に対応できる体制が整っています。
残業
全社平均残業時間は月30〜40時間程度。プロジェクトにより波はあり、納期前などはやや多忙になることもありますが、過重労働への管理も厳格です。
育児支援
時短勤務やフレックス制度など、育児との両立を支援する仕組みも充実しています。男性社員の育児休業取得実績もあり、多様な働き方が許容される風土です。
報酬・評価
年収・給与水準
新卒でも初年度年収600万円程度と、業界内では高水準。中途であれば700万〜1200万円レンジがボリュームゾーンです。
評価制度・昇進
半年ごとの評価制度を導入しており、実績や成果を重視します。若手でも実力次第でリーダー昇進が可能で、30代前半でマネージャーに登用される例もあります。
ストックオプション
ストックオプション制度を導入済。2021年の上場後も一部社員への付与が継続されており、企業成長と個人報酬が連動する仕組みが整っています。
選考フロー
選考フロー
1.書類選考
2.1次面接
3.2次面接
4.最終面接
5.内定
応募〜内定までの期間は平均2〜3週間。
学歴
東大・京大・早慶出身者が多く、学歴フィルターは一定程度存在すると見られます。ただし、それ以上に「論理的思考力」と「技術への熱意」を重視する傾向にあります。
難易度
応募者数に対して採用人数が限られているため、選考通過率は低め。特にコンサル職はケース面接が含まれるなど、対策が必要です。
会社概要
項目 | 内容 |
設立年 | 1997年(平成9年) |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー |
従業員数 | 約1,000名(2024年時点) |
売上高 | 236億円(2022年3月期) |
海外拠点 | シンガポール・香港等に展開 |
資本金 | 4億7,500万円 |
上場区分 | 東京証券取引所グロース市場(2021年上場) |