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転職エージェントの落とし穴と正しい使い方|大量応募・無断推薦・直接スカウトの対処法 

転職エージェントの落とし穴と正しい使い方|大量応募・無断推薦・直接スカウトの対処法 

転職活動を始めたとき、「とりあえず大手エージェントに登録して、紹介してもらえばうまくいく」と思っていませんか。実はその考え方が、内定率を下げ、年収交渉の機会を逃し、場合によっては志望企業への応募機会そのものを失う原因になることがあります。

エージェントをうまく活用できるかどうかは、使い始める前に「どんな落とし穴があるか」を知っているかどうかで大きく変わります。転職活動でよく起きる失敗パターンと、それを回避するための具体的な動き方をお伝えします。


「10社〜30社応募しましょう」と言われたら、一度立ち止まってください

転職エージェントに登録すると、「まずは幅広く出してみましょう」「10社〜20社、まとめてエントリーしておきましょう」と言われることがあります。これは、求職者のためではなく、エージェント側の都合から生まれる提案であることがほとんどです。

エージェントは候補者の個人情報(履歴書・職務経歴書)を求人企業に送付した時点で、他社エージェント経由での同一企業へのエントリーが難しくなる仕組みになっています。つまり、求職者の希望うんぬんより、「早く・たくさん送ること」がエージェントにとっての優先事項になっているのです。

これにより起きる問題は、書類選考の通過が難しい企業や、転職理由が明確になっていない企業まで一括でエントリーが進んでしまうことです。推薦後のフォローは薄く、書類選考の結果すら連絡がないこともあります。面接対策はほとんど行われません。また、応募した企業についての説明が一切ないまま面接に臨むことになり、「この会社が何をしているか」がわからないまま選考を受けることになります。

以前、私のところに転職相談に来た方が「すでに15社応募してほとんど書類で落ちた」とおっしゃっていました。話を聞いてみると、どの企業も書類選考を通過するための準備ができておらず、転職理由も整理されていない状態で送られていたことがわかりました。大量応募の弊害が、結果にそのまま出てしまっていたケースです。

「応募数を増やすことで確率を上げる」という考え方自体は間違っていませんが、準備が整っていない状態での大量応募は、全ての確率(書類選考、面接通過、内定)を下げる行為になりかねません。エージェントから大量応募を促されたときは、まず「なぜその企業に応募するのか」「書類選考を通過できる根拠があるか」を確認してから判断することをお勧めします。


転職サイトの情報(経歴書)をそのまま「PDF化」して推薦するエージェントがいます

転職サイトに登録した情報は、職歴の概要を入力する程度で、正式な職務経歴書として必要な詳細情報を網羅していません。それにもかかわらず、一部のエージェントはその登録情報をそのままPDF化して求人企業に推薦しています。

その結果、「書類選考は通過できるはずだったのに、見送りになった」というケースが実際に起きています。企業側が受け取る書類の質が低ければ、候補者のスキルや経験が正確に伝わらないのは当然です。

こういったエージェントの中には、「WordやPDFで新たに履歴書・職務経歴書を作る必要はない」とアドバイスするところもあります。しかしそれは、正式な書類の準備を省略することで自分たちの作業を減らしているだけで、候補者にとって良いことは何もありません。本来通過できていたはずの書類選考を落としてしまうのは、もったいない以外の何ものでもないと思います。

転職エージェントに登録する際は、履歴書・職務経歴書をしっかり作成した上で推薦してくれるかどうかという点も、サポートの質を見極める一つの基準になります。


企業からの直接スカウトメール、すぐに返信するのは待ってください

転職サイトに登録すると、エージェント以外に求人企業から直接スカウトメールが届くことがあります。「取締役から直接メッセージが来た」「自分だけへの特別なオファーかもしれない」と思って、すぐに返信してしまう方も多いです。

ただ、実態としては、求人企業は同じような経歴・属性を持つ候補者全員に対して同じスカウトメールを送っています。特別なメッセージではなく、一斉送信の仕組みの上に成り立っています。

さらに、直接返信することには、具体的なデメリットがあります。

一つ目は、面接対策を受けられないことです。優秀なエージェント経由であれば、企業が求める人物像や選考の傾向を把握した上で面接対策を行い、それから選考に臨むことができます。直接応募ではこのプロセスが省かれるため、内定率は下がりやすくなります。

二つ目は、年収交渉が自分一人ではしにくいことです。転職エージェントが間に入っている場合、うまく交渉できれば年収を上積みできる可能性があります。直接応募ではこうした交渉の仕方が難しくなります。

三つ目は、内定の回答期限の問題です。ちゃんとしているエージェント経由であれば内定の回答期限を延長する交渉が可能です。他社の選考結果を待ちながら判断するために、場合によっては1ヶ月程度待ってもらえることもあります。直接応募ではそもそもこの交渉の入口がありません。

企業からのスカウトメールは、自分のキャリアが市場から評価されているサインとして受け取ることは良いことです。一方で、返信する前に「エージェント経由で応募した場合、どんなサポートが受けられるか」を比較して判断することをお勧めします。


転職エージェントとの面談時に必ず伝えてほしい一言があります

転職エージェントとの面談を予定している方に、特に注意していただきたいことがあります。

エージェントによっては、面談中に「○○という企業は興味がありますか?」と聞き、「興味があります」と答えた瞬間に個人情報を求人企業に送ってしまうことがあります。また、多数の求人票を送りつけてきて「興味のない企業を教えてください」と言い、返答がなかった企業すべてに個人情報を送るという手法をとるエージェントもいます。

いずれも、候補者の明確な同意なく個人情報が動いてしまうという点で問題があります。そして、こういった動き方をするエージェントに限って、推薦後のフォローも薄く、面接対策・年収交渉・内定後の回答期限延長といったサポートを行っていないことが多いです。

「説明会に参加しませんか」「1day選考会は内定率が高い」といった誘い文句も、早急に個人情報を求人企業に送ることが目的になっている可能性が高い場面です。

こうした状況を避けるために、面談の冒頭で次の一言を伝えることをお勧めします

「私がメールで推薦を依頼した企業以外には、絶対に個人情報を送らないでください」

この一言があるだけで、無断推薦のリスクは大きく下がります。自分の意図と違い、勝手に求人企業に個人情報が送られて書類選考の通過連絡がきた場合は、面接の日程を提示せず、そのエージェントを利用するのを停止することをオススメします。別の信頼できるエージェントを見つけましょう。再度別のエージェントからエントリーすることは全く問題ありません。


エージェントを変更することにデメリットはありません

エージェントを変更することで、求職者側に不利益は生じません。変更の仕方については、相談していただければ丁寧にお伝えします。「もう動いてしまった」と諦めずに、より良いサポートを受けられる環境に切り替えることを考えてみてください。

万が一、知らない間に求人企業に個人情報が送られてしまい、書類選考通過の連絡が来てしまった場合でも、慌てる必要はありません。放置しておいて問題ありません。


まとめ

転職活動でエージェントを使う際に押さえておきたいポイントをまとめると、

  • 大量応募を促されても、書類選考を通過できる準備が整っているかを確認してから判断する
  • 転職サイトの登録情報をそのままPDF化して推薦するエージェントは、書類の質が下がる。正式な履歴書・職務経歴書の準備を省かないエージェントを選ぶ
  • 企業からの直接スカウトには安易に返信せず、エージェント経由の面接対策・年収交渉・回答期限交渉といったサポートを活用することを検討する
  • 面談時に「書面での依頼なしに個人情報を送らないように」と明確に伝えることで、無断推薦を防ぐことができる
  • エージェントを変更することに、求職者側のデメリットは一切ない

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「どのエージェントを信頼すればいいかわからない」「すでに動き始めてしまったが、このまま進めていいか不安」——そういった段階からでも、ぜひ一度お話しください。

コープラスは、求職者・企業の双方を同一コンサルタントが担当する両面型のエージェントです。KPIを設けていないため、目の前の候補者に本当に合う求人を、準備が整ったタイミングで提案することができます。書類選考に向けた職務経歴書の整備から、企業ごとの面接対策、内定後の年収交渉・回答期限の延長交渉まで、選考のすべてのフェーズで並走します。

担当エージェントチームにはビズリーチSランクコンサルタントが多数在籍しており、「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2022」IT・インターネット部門で9,000名以上の中からナンバーワン選出を受けたコンサルタントも在籍しています。そのチームが対応します。

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