【2026年最新】IT・コンサル転職の面接トレンド|ビヘイビア面接が主流になった理由とケース面接が今も必要なポジションを解説
小倉 拓真
三重県松阪市生まれ。IT業界特化のエージェントでトップレベルの成績を収め、LINEヤフーでは広告部門賞を受賞。再び人材紹介業に戻り、 IT・コンサル・製造業の転職支援で最年少リーダーに昇格するなど、各社で顕著な実績を残す。 その後、片面型ではなく両面型のエージェントとして、候補者様と企業様の双方のターニングポイントに深く関わりたいという思いからコープラスに参画。
新井 洋企
2003年にネバダ州立大学ラスベガス校卒業後、SEとして勤務した後、2004年に株式会社ディスコに転職。ディスコの人材紹介事業部にて IT、コンサルティングファーム業界を担当。 その後、2007年に当時の事業部長と共にスピンアウトし、株式会社コープラスの設立当初より参画。 ビズリーチ「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2022」にてIT・インターネット部門のMVP(No.1)を受賞。
コンサル転職の面接対策は、以前と比べて大きく変わっています。
かつては「コンサル転職=ケース面接対策」というイメージが強く、フェルミ推定やケース問題の練習に時間をかける方も多くいました。しかし現在は、ITコンサルや業務コンサルを中心に、過去の経験・行動・思考プロセスを深掘りするビヘイビア面接が主流になりつつあります。
もちろん、戦略ファームやストラテジー系ポジションでは今もケース面接が出ることがあります。ただ、すべてのコンサル転職でケース対策を最優先にすべきかというと、そうではありません。
この記事では、代表的な面接の種類を整理しながら、現在のコンサル転職で重視されているポイントを解説します。
面接の「種類」を整理する
まず、転職面接で使われる代表的な手法を整理しておきます。
ビヘイビア面接(行動面接)
過去の経験や行動をもとに人材を評価する手法です。「これまでで最も困難だったプロジェクトは何ですか?どう対処しましたか?」といった質問が典型で、過去・現在・未来のキャリアを深掘りしていきます。「過去の行動は将来の行動を予測する最良の指標」という考えに基づいており、現在多くのコンサルファームで主流になっています。
ケース面接
「コンビニの売上を2倍にするにはどうするか」「この市場規模はどれくらいか」のような課題を与え、その場でロジカルな解を組み立てる手法です。地頭や思考の組み立て方を測るもので、かつてはコンサル業界の代名詞的な選考手法でした。
フェルミ推定
ケース面接の一種で、データなしに数値を概算する問題です。「日本のタクシーの台数は?」のような問いに、論理で答えを導きます。
「コンサル=ケース面接」は今や古い常識
かつてのコンサル業界では、ケース面接が選考の中心にありました。特に外資系戦略ファームではその傾向が強く、「コンサル面接=ケース対策」というイメージが定着しています。
ただ、現在の実態はかなり変わっています。
戦略ファームや、総合コンサルの中でもストラテジー系のポジションでは今もケース面接が出ます。一方、ITコンサルや業務コンサルを中心に採用しているファームの多くは、評価の8割前後がビヘイビア面接で構成されているのが実情です。
ケース対策よりも、まず経験の棚卸しを優先する
SEやエンジニアからITコンサルへの転職を目指す方の多くは、そもそも戦略系のポジションを受けているわけではありません。この場合、フェルミ推定やケース問題が出題されることはほぼないと考えて差し支えありません。
ケース面接の対策に数週間を費やしながら、実際の選考の8割を占めるビヘイビア面接の準備が手薄になってしまうのはとてももったいないです。
ビヘイビア面接は「過去の経験を、なぜそうしたのか・どんな困難があったか・どう乗り越えたか・結果はどうだったか」という形で深掘りされていきます。自分のキャリアを棚卸しして「話せるエピソード」を複数用意しておくことが、最も実践的な準備です。
ただし戦略系のポジションや、総合ファームのストラテジー部門を受ける場合はケース対策も必要です。フェルミ推定の書籍が参考になりますが、まずは自分が目指しているポジションで本当にケースが出るのかを転職エージェントに確認した上で対策に入ることをお勧めします。
経験豊富な転職エージェントであれば、コンサル業界に詳しく企業ごとのトレンド質問傾向なども詳しく理解しています。
まとめ
面接の種類と現在の傾向を整理すると、
- 面接の種類にはビヘイビア・ケース・フェルミ推定などがある
- コンサル業界は「ケース面接が中心」というイメージが強いが、現在はビヘイビア面接が主流
- ITコンサルへの転職ではケースが出る可能性は低く、8割前後がビヘイビアで評価される
- ケース対策に偏った準備は、実際の選考とズレが生じやすい
- 自分の受けるコンサルファームが何を重視しているか理解する
自分が目指すポジションで何が問われているかを正確に把握した上で、準備の優先順位をつけることが大切です。
コンサルファームごとの面接傾向を踏まえた対策は、コープラスにご相談ください
コンサル転職の準備でよくある失敗は、「何を重視すべきか」の方向性がズレることです。ケース対策に時間をかけながら、選考の中心を占めるビヘイビア面接の準備が手薄になるケースなどは珍しくありません。
コープラスでは、コンサルファームごとの選考傾向を踏まえた準備のサポートを行っています。担当エージェントチームには、ビズリーチSランクコンサルタントが多数在籍、「JAPAN HEADHUNTER AWARDS 2022」IT・インターネット部門MVPを受賞(9,000名以上の中からナンバーワン選出)したコンサルタントも在籍しており、各ファームの実態に基づいた具体的なアドバイスが可能です。
「自分の準備の方向性が合っているか確かめたい」という段階からでも、ぜひお気軽にご相談ください。